こんにちは!さくライフです。
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IT系の技術書って、初心者には難しいです・・。最後まで挫折せずに読めたらと思うのですが、おすすめの書籍はありますか?
今回はこのような質問にお答えします。
きちんと!詳しく!全てが!書いてあるゴリゴリ技術書も重要だけど、学習し始めた頃にいきなり読もうとすると難しくて挫折しがち・・・(私です)
まずは挫折せずに読み切りたい!楽しい方がいい!
ということで、私がエンジニア1〜2年目に読んだ、図解やイラスト多めで初心者でも読みやすかった技術書をまとめてみました。
おすすめ技術書
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
おすすめポイント
- Webページを作るために必要なHTML、CSSの知識を順序立てて体系的に学べる。
- HTML、CSSの技術だけでなく、見やすいレイアウトや配色の組み合わせ方など、デザイナーでなくとも学んでおきたい「デザインの基礎」もあわせて学習することが可能。
- FlexBoxやレスポンシブウェブデザインといったモダンな技術についても解説されており、トレンドを踏まえた知識をキャッチできるため、より実践に即したスキルをつけることができる。
確かな力が身につくJavaScript「超」入門 第2版
おすすめポイント
- 動きのあるWebページには欠かせないプログラミング言語、JavaScript(以下JS)。当書では、JSの基本的な文法と機能を、実際にプログラムを書いて動かしながら理解を深めていくことができる。
- だから!知識としては「知っている」けど、どんな時に使う文法なの?とイメージしづらい部分を、実戦で「使える(使用シーンをイメージできる)」状態へ導いてくれるのが当書の良い点。
- さらには一歩踏み込んで、jQueryを使った書き方についても学習することが可能。ハンバーガーメニューなど、どこかで見たことがある動きを自分で作れた時の感動はひとしお。
- Ajaxを使った簡易的な空き状況確認プログラムを作成したり、APIを使って外部データ連携をしたりと、基礎から実践に近いレベルの内容まで一通り学習することができる!
- 語り口調で、読者を置いていくことのない説明をしてくれるため、最後まで挫折することなく取り組める。
オブジェクト指向でなぜつくるのか 第3版 知っておきたいOOP、設計、アジャイル開発の基礎知識
おすすめポイント
- 分かるようで、分からないオブジェクト指向(以下、OOP)・・。現実世界に置き換えてその仕組みを説明する記述をよく見かけますが、プログラミング技術として使う場合に、何が便利なのか?なぜ使うのか?がイメージしづらいと感じていました。
当書では以下の方針で解説されており、OOPが何者か、そしてそのメリットを理解しやすいです。
- OOPの仕組みについては、プログラミング言語の進化の歴史を踏まえて、メリットを具体的に説明する。
- 比喩による説明は最小限に抑える。比喩を使う場合にはその旨を明示する。
- プログラミングの仕組みと、「モノ中心」で汎用的に物事を捉える考え方は別物として、分けて説明する。
特に1の、なぜOOPが誕生したのか、誕生する前は何が課題だったのか、というプログラミング言語の歴史的進化を知れたことが、OOPについて理解を深められたポイントだったように思います。
- 当書にはサンプルコードが多く掲載されいる。そのため、プログラミング技術としてのOOPのメリットや使い方のイメージを掴みやすい。
知識ゼロから学ぶソフトウェアテスト 【改訂版】
当書には新版が出ています。- 2023/11/16
おすすめポイント
- テスト界の第一人者である高橋寿一さんによって書かれたソフトウェアテストの入門書。テストの役割や手法、テスト計画などテストについて網羅的に記載されている。
- 米国Microsoft、SAP Labs、ソニー株式会社などで、ソフトウェアテストに従事してきた著者の豊富な経験談を織り交ぜ、語り口調で説明が進むため、堅苦しくなく読みやすい。
- 特に印象的だったのが、第一章のテストをする際の心得について。
バグを全て見つけるのは無理だと心得ろ!(by Cem kaner)
その上で、
重要なのは、どの部分にバグが出やすいのか、そこにどのようなテスト手法を適用すれば十分な品質が得られるかを知ることである(by 著者)
このような心得のもと、限られた時間・コストの中で最適なテストを行うための考え方を学ぶことができる。
- テストを意識した安心安全なコーディングを考えるきっかけになる!
テストの着眼点を知ることで、どう書けば、バグが発生しにくいシンプルなコードになるのか?といった開発の目を培うことにも役立つ。
イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本
おすすめポイント
- HTTPって何?GET?POST?ヘッダー?REST?JSON?XML?.....
これらWebの世界で当たり前のように使われている技術の全体像を掴める。 - 当書の分かりやすさは、ページの使い方にあり!
見開き1ページに対して1テーマの構成。文章だけでは理解しづらい概念的な部分を図解でも示してくれているので、どんな技術なのか、Webの世界でどのような役割を果たしているのか、というイメージを掴みやすい。 - 説明が端的で読んでいて疲れない。
- 各用語の裏話やもう一歩踏み込んだ補足コメントなんかが載っているのも、当書の面白いポイント。
さらに理解を深めるために
いくら分かりやすいとはいえ、1回読んだだけではなかなか定着しづらいもの・・。
必要な時に辞書的に使ったり、繰り返し読むことでより理解が深まりました。
反復が大事ですね!
おわりに
ITの世界は目に見えないことも多く、特に最初のうちは、イメージしづらいことがたくさんある気がしています。
たとえ詳細に書かれた優れた技術書でも、それを自分のものにできるかは別のはなし。
まずは、一通り読み切れる技術書で全体像を掴むことをファーストステップにするのも良いかもしれませんね。
私もまだまだ学ぶことがたくさんあるので、今後もおすすめの書籍を更新していきたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事が参考になれば幸いです。