こんにちは!さくライフです。
このブログでは、IT転職やリモートワークを豊かにする情報を発信中です!
プロフィール
- 管理栄養士。エンジニア。
- サプリメント開発企業 → 薬局栄養士 → 受託開発ソフトウェア企業と2回の転職を経て、開発系エンジニアにキャリアチェンジ。
- 保有資格:管理栄養士 / 基本情報技術者 / 応用情報技術者
- シンプルに楽しく生きよう!が永遠のテーマです。
今回は、【管理栄養士からエンジニアへ】未経験からのキャリアチェンジを叶えるために行った5つのこと について解説していきます。
- 未経験からエンジニアへの転職に興味があるけど、何から始めたら良いのか分からない。
- 未経験の場合の自己PRや志望動機の作り方を知りたい。
以上のような未経験転職での疑問について、さくライフの実体験も交えながらお伝えしていきます。
まえおきとして、私がエンジニアへの転職活動をしていた時のITスキルは以下のようなものでした。
- PCスキルはWord, Excel, PowerPointなどを業務で使用するレベル
- IT系の資格は未取得
- ITパスポートや基本情報技術者のテキストで基礎学習を進めていた
- プログラミング未経験 ( ProgateでHTML/CSS、データベースを触る程度でした )
IT業界で働くための基礎知識については学習していましたが、プログラミングスキルはなく、
エンジニアとしての技術は全く・・ありませんでした。
上記のスキルレベルではありましたが、
面接を受けた6社のうち、5社に内定という状況でした。
未経験の応募者に求めること
未経験者に対しては、ITスキルが第一に求められるのではないと感じています。
もちろんスキルがあるに越したことはありませんが、
どちらかというと、
転職して自分が何を成し遂げたいのかと言う熱意(←この思いが企業の方針と合致していることが重要です!)や意欲、
また、その思いを実現するための覚悟や向上心、行動力が期待できるか。
といったポテンシャルや人物評価に重きが置かれていると感じました。
実際に行った5つのこと
エンジニアへのキャリアチェンジのために行ったことは以下です。
1. 学習する
技術や知識がものを言う世界なので積極的に学習する姿勢がとっても大切です。
私もエンジニアへの転向を目指して、
オンラインの学習プログラムの受講、基本情報技術者の学習(資格を取得したのは転職後です!)、
Progateなどのサービスを活用して技術を習うなどしていました。
積極的に学ぶことのメリットとして、スキルの習得のみならず、
「エンジニアになりたい!」という思いに対して、
実際の行動が伴っている = 熱意や本気度を説得力を持ってアピールできる。ことにもつながります。
事実、学習している内容について面接で話したところ、
「意欲がある。入社後の成長が期待できる。」と言う評価を受けて通過した選考もありました。
2. 自分を知る
今のあなたは、どんな時に嬉しくて、どんな時に不快な気持ちになりますか?
得意なこと、苦手なことがパッと頭に浮かびますか?
自分のことなのに案外知らない…と感じることはないでしょうか。
転職は、その時の自分が持っているものの全てでトライすることになります。
その会社で活躍できる資質があることを説得力のある言葉で伝えるためにも、
自分のことをきちんと認識(理解)しておくことが大切です。
過去の経験や自分自身のことについて改めて棚卸しすることをおすすめします。
私は、以下の書籍を参考にして自分のこと整理していきました。
自己理解のためのステップを一つずつ踏むように構成されていて、楽しみながら自分を知ることができました!
ステップによってはそれなりに深くまで自分の考えを導き出すものもあるので、
やり切る気持ちは必要かも知れないですが、
その先にある新たな気づきに出会えることを楽しみにぜひ取り組んでみてください。
また、自分を知るということは、
入社後に我慢を続けながら仕事をしたり、
こんなはずじゃなかった・・と後悔を感じたりするリスクを減らすための軸にもなります。
未経験転職にありがちかなと思いますが、
どうしてもスキルの未熟さゆえに企業を選り好みすることが難しく、
未経験OKとしている求人を片っ端から受けたり、とりあえず入社することを優先したりする場合も無くはないかと思います。
そのような時に、
自分が不快に思うことを認識しておくことで、我慢や後悔のリスクヘッジになる
ということを頭の隅に置いておいてください。
例え全ての理想を叶えることが難しくても、
どんなことは許容できるのか、逆にこれだけは譲れないと思うものは何なのか。
という自分の価値観や優先時順位を知っておくと決断の際に役に立ちます。
自分を理解してあげましょう。
3. 転職して成し遂げたいことを整理する
なぜエンジニアを目指すのか。
エンジニアを目指して努力しているモチベージョンの源泉は何か。を過去を振り返り自分に問うてみましょう。
「手に職をつけたいから。安定した業界だから。」
など自分が受けるメリットが優先される気持ちもあるかもしれません。
ですが、自分主体の考えは一度隅っこに置いて、
エンジニアになって、世の中や人々にどんな価値を提供することを目指したいのか、
社会がよりよくなるためにどうしていきたいのか。
といった、他者への貢献の考えで整理しておくことが重要です。
なぜなら、
会社とは社会に何らかの価値(人々が必要としている商品やサービス)を与え、
その対価として利益を得る組織だから。
エンジニアになった先に、
どんなことで社会に貢献していきたいか、
どんな社会を実現したいのか、ということまで思いを巡らせていきましょう。
この視点を持つと、「自己成長したいです!マネジメントができるようになりたいです!」のような、自分がどうなりたいか。だけを主張するのでは響かない感じがしてきませんか?
4. 相手を知る ( 業界研究 & 企業研究 )
さて、自分のことを整理したら、次は相手(企業)のことを理解していきましょう!
この過程は恋愛に近い気がします。
気になる人がいたら、まずはその人のことを深く知る。
↓
どんなことをアピールしたら、より自分の良さや思いが響くだろうか、、と考える。
↓
アプローチする!
上記の「気になる人がいたら、まずはその人のことを深く知る。」が、
転職活動でいう業界研究や企業研究に当たります。
業界研究や企業研究をしっかり行うことで、
面接官に響くようにアピールすることができるようになります。
また、採用されれば、その会社の理念や目標に沿った行動(仕事)を日々行うことになります。
そのため、
自分が成し遂げたいことと企業の目指す方向性が合致しているかは、とても重要な要素となります。
この合致がその会社に対する志望動機を作るために大切な前提です。
業界研究について
私が業界研究をする際に使った書籍が以下です。
この一冊で業界のトレンドや構造、職種などIT業界の全体像を知ることができました。
また、企業の経営層や人事担当者、働く社員の方のインタビューが掲載されているのですが、
このコンテンツがすごく有益で、IT業界で「働く自分」をイメージしやすくなりました!
業界研究によって、その会社だけでなく、
その業界で活躍するために求められる資質 = 自己PRポイントを広く知ることにもつながりました。
求職者への応援メッセージなんかもあり、それを読んで気持ちが鼓舞されていましたね!
企業研究について
企業研究では、その企業のビジョンや事業内容、企業の文化や社風というような、
内面的な情報などについて調べていきます。
企業研究については、こちらの記事でまとめているのでぜひ参考にしてみてください。
その会社のことを知り、
どんなことをアピールしたらより自分の強みや思いが相手に響くだろうか・・と、
恋愛のように考えてみると良いですよ。
5. 【重要】リフレッシュする!
いつ終わるか分からない不安や、慣れない面接、自分との戦い。。
上手くいかないことが続くと自信もなくしそうになりますよね。
ずーーっと走り続けることはやっぱり難しいものです。
私も面接が重なりすぎて、気持ち的にギリギリの日々を経験したことも…汗
それからはリフレッシュを意識するようになり、無事に最後まで走り切ることができました!
好きな音楽を聴く、美味しいものを食べにいく、
時には転職活動のことから離れてゆっくりするなど、上手に息抜きすることも大切です。
頑張っている自分を認めて、思い描く明るい未来を信じて、一つ一つ進んでいきましょう!
きっとこの転職活動を乗り越えた先には一回り大きく、強くなった自分に出会えるはずです。
明るい未来を描いて、一歩ずつ行動しよう
この記事では、【管理栄養士からエンジニアへ】未経験からのキャリアチェンジを叶えるために行った5つのこと
を解説しました。
以上に述べたことを試行錯誤しながら取り組み、私はエンジニアへの転向を実現することができました。
あの時、勇気を出して良かったなと今思っています。
ぜひできそうなことから一つずつ取り組んでみてください。皆さんの明るい未来を願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。