こんにちは!さくライフです。
このブログでは、IT転職やリモートワークを豊かにする情報を発信中です!
今回は、【本音で語る!】未経験エンジニアがフルリモート環境で仕事をするって実際どう?というテーマについて解説します。
私さくライフは、未経験でエンジニアに転職し現在はフルリモート環境で仕事をしています。
今年も3分の2が過ぎようとしていますが、年内で出社したのは確か5、6回程度。
そんなバリバリフルリモート環境で日々奮闘している実務未経験の私が感じる、
- フルリモートで良かったこと
- 大変だったこととそれをどう乗り越えたか
について以下でお伝えしてきます。
フルリモート生活が始まったきっかけ
未経験エンジニアとして転職した先の就業スタイルが、フルリモートだったことがきっかけです。
転職前は当たり前のように週5日オフィスに出社していました。
私は満員電車が苦手なので、いつも感情を無にして乗っていましたね・・。たまに朝早く家を出て、混雑時間を避けて出社することもありました。
そんなこんなで、転職2日目からはリモート環境での生活が始まったのです。
リモートワークのここが良い!
メリットは以下の点です。
1. 満員電車のストレスがない
朝・夕の通勤ラッシュを回避できることで、精神的にもラクになりました。
人にもよると思いますが、私は人混みが苦手なタイプなので通勤だけで一仕事終えたような疲れを感じていました・・汗
在宅勤務が基本スタイルなので、家がそのまま仕事場所になります。
朝の支度時間も大幅に短縮され、通勤による疲労がない状態で仕事が始められることは大きなメリットの一つでした。
2. 自由に使える時間が増える
令和3年社会生活基本調査(総務省統計局)によると、通勤時間の全国平均は 1時間19分 でした。
中でも関東圏が上位を占め、最も長いのは神奈川県で 1時間40分 だそうです。
通勤時間には身支度の時間は含まれていないので、
職場に行って帰ってくるという行動だけで2、3時間は使っていることになると考えられます。
今まで通勤に使っていた時間がほぼ丸っと自由に使える時間となるのです。
プライベートとの両立をしやすくなりました。
私はこの時間を有効活用し、自己学習に充てるようにしていました。
3. 作業する場所の選択肢が増える
在宅ワークであれば、自分好みにデスク環境を整えたり、部屋での作業場所を変えたりできます。
仕事がしやすい環境を整えることで気分も作業効率も上がります!
私は今年に入ってスタンティング式のデスクを導入したのですが、これがまあ大正解!!
座りっぱなしだと身体も疲れるし、どんどん姿勢も悪くなる一方でしたが、
体勢を変えながら仕事ができるので身体にも良いですし、
集中力したい時や昼食後の眠気ざまし(笑)など、気分を変えて作業をすることができるので、
効率アップにもつながっています!
情報セキュリティや情報保護の観点から、決められた場所以外での作業や公共のWi-Fiを使うなどの行為を禁止している会社もあります。事前に確認し、会社の規程に則った行動をとるようにしましょう!
リモートワークのここが大変
上記のメリットはありつつも、以下のような大変さもあります。
その中でも未経験エンジニアに立ちはだかる壁として最大のものは、以下の2と3だと感じています。
1. メリハリをつけづらい
メリットでも挙げましたが、自宅 = 職場 となります。
出社していた頃は、自宅は生活(休息)する場所、職場は仕事をする場所という風に、
場所と役割を分けることができましたが、その棲み分けがなくなります。
仕事の時間と生活の時間の境目が曖昧になって、だらだらと仕事をしてしまったり、
休みの日や夜遅くでも気になって仕事用のPCを開いてしまう。といったことにもなりかねません。
「仕事が趣味です!」という場合もあるかもしれませんが、
基本は自己管理をしっかり行い、
仕事に集中する時間と生活する時間のメリハリをつける努力が必要かなと思います。
2. 困った時に気軽に相談しづらい
仕事をしていると、大なり小なり一人では解決できない課題に当たってしまうことがあります。
オフィスにいれば物理的に誰かが近くにいて、すぐ相談しにいく。といったこともできますが、
リモートワークの場合は自宅で、個人で作業することが多くなります。
次の章で詳しく述べますが、
未経験エンジニアの場合、この気軽に相談しづらい環境がネックになることがあります。
少し厳しいことを言うと、
例え念願のフルリモート環境で働けるようになっても、
初めてづくしで慣れない業務をこなしていくためには、これらの問題を乗り越えていく必要があるのです。
3. 会社の人とのコミュニケーションが減りがち
上記2のような、仕事上のコミュニケーションだけでなく、
特に仕事以外のラフなコミュニケーションの機会は、意識してアクションしない限り格段に減ります。
会社の人のこともまだよく分からない、自分のことも十分には知ってもらえていない・・
という状況での慣れない作業はストレスになりますよね。
積極的にコミュニケーションをとりにいこう!というのは簡単ですが、
まだ入社して日が浅い未経験エンジニアの場合は、中々ハードルが高いものだと思います。
私も同じ道を辿った一人なので、乗り越えるために行ったことを「どう乗り越えたか」の章でお伝えしますね!
【重要!】未経験エンジニアだからこその大変さ
未経験エンジニアが仕事をする上で、
「先輩エンジニアに分からないことを質問できる環境があるかどうか。」は、
円滑に作業を進めるためにも、スキルを身につけていくためにもとても重要な要素です。
学習していたときとは違って、 お客様の要望を前提に開発して行くため応用力が一層必要になるのです。
となると、ネット情報だけでは解決できないこともしばしば。
というか、書いてある通りに実装してもうまくいかないこともざらです。
スキルや経験がないにも関わらず、困った時に誰にどう相談したら良いかわからない。となると気持ちがが折れそうになりますよね。。
できることが増えるまでは、自分一人だけでは中々仕事が進められません。
質問できずに時間だけがすぎてしまうということも起こりえます。
この質問しづらい感覚は、遠慮や不安からくるものだと思っています。
「こんなことで、質問してもいいのかな・・」とか「今忙しいかな・・」とかでしょうか。
フルリモート環境で仕事をする場合は、 相手が今忙しいのか、声をかけてもOKそうなのかといった状況が見えないのも要因かなと思います。
【重要!】どう乗り越えたか
私が心掛けていたことは以下です。
1. 遠慮し過ぎない!
少し極端かもしれませんが、質問です。イメージしてみてください!
もしあなたがプロジェクトを取りまとめるリーダーだったら、
メンバーに逐一質問されることと、プロジェクトが計画通りに進まないことではどちらの方を避けたいですか?
期日が来ていざフタを開けてみると、
全くメンバーの作業が進んでいなかったり求めていた成果物とは違うものが出てきたりして、
全体の計画が後ろ倒しになる方が怖いような気がしませんか・・?
今聞かずに後から問題になるよりは、その時は勇気がいるかもしれませんが思い切って聞いてみる方が、
最終的には良い結果となる可能性が高いです。
過度に遠慮し過ぎずに、
例えば、30分考えても分からないことは聞く!というように自分の中で時間を区切って作業をすることを意識しましょう。
2. チャット機能での伝え方を工夫しよう!
技術的なことを質問する(しかも、文章で!)って難しいですよね。
リモート環境でのコミュニケーションは、
SlackやTeamsといったコミュニケーションツールのチャット機能を活用することが多いかと思います。
オフィスのように同じ空間にいれば、PC画面を見てもらいながら質問するといったこともできますが、リモート環境ではちょっと工夫が必要です。
そんな時に心がけると良いことが以下です。
画面キャプチャを活用する
チャットで質問する時は、ぜひ画面キャプチャを活用しましょう!
文字だけで説明するよりも実際の画像がある方が、何倍も状況が伝わりやすいです。
問題解決のために自分がやったことを伝える
発生している問題を解決するためにどんなことを試したか、どんなことを調べてどう書いてあったか、
といった、自分がとったアクションを伝えると良いかと思います。
こうすることで、
陥っている状況をより正確に伝えることができます。
「ここまで試したなら、次はこれをやってみて。」とか、
「 試そうとしている内容は合ってるけど、手順が間違っているよ。」とか、
より細かいフィードバックが得られるでしょう。
3. こまめに進捗報告をしよう!
仕事以外のラフなコミュニケーション(雑談など)ができてくると大分仕事もしやすくなりますが、
最初からそうはいかないもの。
まずは意識的に自分の状況を伝えておくことを心がけると良いでしょう。後のリスク回避にもなります。
- 今日はどんな作業を行ったのか
- 作業の進捗はどうなのか
- 困っていることや相談事項はあるか
といった内容ですね。
受け手(先輩社員やリーダーなど)としては、
- 依頼内容と実施内容にずれがないか
- 遅れなく作業が進んでいるか
- 懸案事項がないか
といった判断材料を得ることになる訳です。
私はこの進捗報告は、自分からアクションを起こせるコミュニケーションの一つの形だと思っています。
自分の状況を適宜伝えましょう!
4. 困った時の相談者を確認しよう!
誰に聞いたらいいか分からない・・・という不安を解消しておくためにも、
事前に相談者を確認しておくと良いでしょう。
また、社内には 〇〇に詳しい人、〇〇の経験が豊富な人 というようなスペシャリティを持つ社員がいる場合もあります。
もし可能であれば、プロジェクト内に限らず、
いざという時に頼れる人がいるのかを情報収集しておくのも有益だと思います。
割り切りも必要かも
以上のように、こまめな進捗報告やまずは自己解決しようと調べてみるなど、
最低限やるべきことをやった上で、
「あえて空気を読まない。」という割り切りも必要だと思っています。
なぜなら、質問することを遠慮しすぎたり相手のことを気にし過ぎては、本来行うべき作業にも影響が出てしまうから。
自分に与えられた仕事を完遂することが一番大切なことです。
ここは気持ちの持ちようを変えて、
「計画通りに作業が終わらない方が迷惑がかかるから、 今はサッと聞いてしまおう!」と切り替える。
でOKなんじゃないかと。
未経験だからこそ立ちはだかる壁もありますが、
少しの工夫や心掛け次第でフルリモート環境でも十分に対応することができます。
自分の「理想の働き方」を実現しましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事がお役に立てましたら幸いです。