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【読書 | 転職の思考法】やりたいことが分からないならば、心から楽しめる「状態」を作ろう!

さくライフ

こんにちは!さくライフです。

このブログでは、IT転職やリモートワークを豊かにする情報を発信中です!

「働き方を変えれば、生き方が変わる」

本書は、博報堂、ボストンコンサルティンググループを経て、

現在はワンキャリア最高戦略責任者をつとめる 北野 唯我さん の書かれた本です。

この本を読めば、「いつでも転職できるというカード」を持ち、

豊かに生きていくための " 転職の思考法 " を得ることができます。

いざ転職を考えた時に、

自分のやりたいことが分からない・・

という悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

今回は、本書から一部抜粋して、

やりたいことが分からない、を解決するヒントをお届けします!

1. やりたいことがないこと自体に、悩む必要なはい

「やりたいことがないこと自体に、悩む必要なはい」

このメッセージ、正直私は目から鱗でした。

本書には次のように述べられています。

・ほとんどの人に、「やりたいこと」なんて必要ない

・重要なのは、どうしても譲れない『好きなこと』など、ほとんどの人間にはない、ということに気づくことなんだよ

なぜなら、

それは単に、人間としてのタイプの問題である

次の章でこの点について深掘りしていきます。

2. 人間には2パターンいる

仕事を楽しむ人が使う言葉は、2種類に分けられるようです。

  • to do ( コト ) に重きをおく人間・・・

何をするのか、で物事を考える。明確な夢や目標を持っている

  • being ( 状態 ) に重きをおく人間・・・

どんな人でありたいか、どんな状態でありたいかを重視する

つまり、

明確なやりたいことがないのは、

「状態」を重視する being型タイプ であるというだけ。

そして、to do型 か being型 かは、

仕事を楽しむための方法論がそれぞれ異なるだけであり、

何に重きを置くかという価値観の違いだけである。

と本書は語っていました。

実際のところ、99%はto be型ではないか、とも考察されていました!

そして、ほとんどの人に当てはまるであろう being型 が最も大事にすることは、

心から楽しめる「やりたいこと」ではなく、心から楽しめる「状態」に身を置くこと

なのです。

3. being型が好きなことを見つける2つの方法

being型の人間も『ある程度やりたいこと』は必ず見つかる。

  • being型の人間にとって、好きなことは、見つけるものではない。見失うものなのだ
  • 夢とは、新たに見つけるようなものじゃない。ここに至るまでに、見失ってしまったものだ

見失った好きなことを見つける方法は2つあります。

  • 他の人から上手だと言われるが「自分ではピンとこないもの」から探す方法
  • 普段の仕事の中で「まったくストレスを感じないこと」から探す方法

好きなことを無理やり見つけにいくのではなく、見失ったものを探しにいくというスタンスですね。

そのためには、自分の過去の棚卸しから始めることをおすすめします。

4. being型が仕事を楽しむには

  • マーケットバリュー ( 市場価値 ) を高めること
  • その上で、自分を嫌いにならない選択肢を選ぶこと

身を置いている状態が未来永久にフィットし続けるとは限らないですよね。( というよりほとんどない気がします )

今はよくても、会社の方針が急に変わったり家庭の事情に左右されたりするなど、

外的要因によって「状態」は、いとも容易く変わることがあります。

会社にしがみつくのではなく、いつでも自分の求める「状態」を選択できるように、

自分の市場価値を高めて、持てる選択肢を増やしておくことが大事なのだと思います。

5. 見つけた好きを自分の「ラベル」にして、さらに市場価値を高める

上記に述べましたが、being型は「市場価値」を高めておくことが特に重要です。

  • ラベルをつけたら、「そのラベルがより強固になるか」という判断軸で仕事を選んでいくこと
  • キャリアとは結局、デザインだ。デザインとは、ある判断軸に基づいてやるべきか、やらざるべきかを選ぶこと。まずは、その軸を持つことからスタートするんだ

ラベルを強固にすることで市場価値が高まり、

本書のいう「いつでも転職できるという交渉のカード」を持っている状態を作ることができるのです。

好きこそものの上手なれ。とはよく言ったものですよね。

好きだから、努力や勉強も楽しめる。

楽しんで努力できるから力がつく。

まずは、

「これをやっている時に楽しいと感じる」

「やっていて満足感ややりがいを感じる」

といった感覚が得られたことを探しにいきましょう!

6. 理想の生き方を求めて

この記事では多くのビジネスパーソンが悩む「やりたいことの見つけ方」について、

" 転職の思考法 " をヒントにお伝えしました。

本書では「働き方が変わると、生き方が変わる」と語っています。

あなたは、我慢しながら嫌々と働くことに、慣れてしまってはいないでしょうか?

睡眠を除くと、私たちはその大部分を働くことに時間を使っています。

人生100年時代と言われる現在は、これまでよりさらに働くことに費やす時間は長くなります。

会社が一生自分を守ってくれる時代は終わりました。

ぜひ、自分の望む働き方を自分で掴むための " 思考法 " をのぞいてみてはいかがでしょうか。

「理想の生き方」を叶えるためのヒントが見つかるはずです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

この記事がお役に立てれば幸いです。

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